この記事は初心者向け蟹座の記事、後編だよ!
前編もぜひ見てみてくださいね。
安心感の中で泳ぎ殻を破る
防御するために打って出るところのある蟹座ですが、その攻撃性は向上心にも変換されます。
集団をより強力にするために、全体の力を上げようと考えるわけですが、結局は個人個人の力が向上しなければいけないのです。
その個人には蟹座自身も含まれます。
ですから、他人の成長を促しますし、自身も成長しようとします。
蟹座が仲間に対して非常に真剣なのは、成長しようさせようという向上心と、使命感ゆえです。
蟹座は安心できる集団の中に溶け込んで様々なことを学び、やがて個人に目覚めていきます。
この個人の目覚めは蟹座にとっては葛藤です。
仲間と一致団結することを望んでいるのに、自分だけ成長して頭一つ抜けてしまうと、『自分だけ』特別になってしまって孤独を感じたり、浮いてしまうのではないか、という不安があるのです。
それが不安感を加速させ、より仲間と強く繋がろうという焦燥感が出ることもあります。
ただ、成長して抜きん出る個人が、必ずしも自分自身でなくていい、というのも蟹座の特徴です。
まるで我が子を育てる親のように、その人物を育んでいくことができます。
蟹座は集団から浮きたくない願望を叶えるため、他者を成長させることで自身の葛藤とのバランスを取ろうとするのです。
真の『繋がり』を求めて
実は蟹座も『無意識』と密接な星座のひとつです。
また出た!無意識!!
便宜的にはなってしまうけど、ここでは蟹座的な無意識は『本能』的なものが強いと考えてください。生存本能とか、防衛本能とかね
その生存本能や防衛本能が刺激されると、『不安』という意識が増幅し、それに駆られた蟹座は極端な行動に出ることがあります。それを、前編では『攻撃』という手段に出ると書きました。
他にも、不安のあまり、ただベタベタするだけの仲間を作ろうとしたり、自己犠牲的な献身をしたり、相手を甘やかしすぎて堕落させることもあります。
蟹座は『人をダメにする星座』の自覚を持った方がいいよ
『人をダメにする』!?……甘やかしすぎちゃうってこと?
そうなの。逆に「頑張れ!頑張れ!」でプレッシャーをかけてダメにするパターンもあるよ。
でも、根本には「あなたのため」っていう気持ちが絶対にあるんだ。
もちろん、蟹座さん以外にも色んなやり方で人をダメにする人はいるけども
行き過ぎは禁物だ。優しさっていうのがよくわからなくなってくるよ
集団に属したい、仲間と繋がりたい蟹座は相手ありきで物事を考えてしまいがちです。
蟹座は無意識的に『自分の殻を破りたい』願望がありますが、それに向かっていないと不安に駆られます。
ただ、ひとりきりで突き進むのも不安ですので、自分ではなく自分以外の人物で達成しようとするのです。
それが『他者への期待』という形で表れることがあります。
全く期待をしないのも寂しいことですが、こちらの期待を上回ってこないと「ダメなんだ」と傷ついたり、裏切られたような気分になるのです。
そこで「もっと自分が誰かのために頑張れば良いんだ」と考えてしまい、自身の努力を相手にぶつけようとします。
相手を変えることができれば、蟹座自身も成長したような気持ちになりますが、そうでなければ不安が倍増します。
「人のためになりたい」という善意が前提にあるからこそ、歯止めが効かなくなるのです。
『想い』が強ければ相手もきっと応えてくれるだろうとか、自分を犠牲にして相手に尽くせばその分なにかが返ってくるだろう、と信じている蟹座も多いのですが、基本的に他人は思い通りになりません。
期待に応えてくれないことが辛くなって、拗ねて孤独を選ぶ蟹座さんもいるよ。
『誰かと繋がりたい』からこそ、悲しくなるんだ。
ただ、『期待』をして『裏切られた』経験を繰り返し、傷つくことがあっても、それすら蟹座にとっては成長に繋がっていくはずです。
本当に人のためになることってなんだろう?
真に『繋がる』とはどういうことだろう?
そのことを少しずつ理解し、やがて自分自身が『成長』や『使命』に力強く向かっていき、蟹座は自らの殻を破るのです。
蟹座はやっぱり、人を育てたりとか、面倒見たりする仕事が向いてるのかな
そうだね、おすすめだよ!
蟹座のような人は組織には絶対に必要な力だと思うから、どこに行っても頼りにされるだろうね。
まらをも蟹座の人には甘えちゃうよ〜
親か?って思うくらい世話焼いてくれるからね
だけど、集団の一体感を求めるあまり『ガミガミさん』になるのは注意が必要だね。
また、世話を焼きすぎて相手をダメにしたり、依存される事にも注意してね。
集団の中にも個性があるという意識をもつこと、厳しさと優しさを意識的に使い分けることがコツかな!