野生の山羊さんって見たことある?すごいよね、ほぼ直角の壁も登っていっちゃうんだもの
草も生えない険しいところにいるからこそ、必死で生き延びようとするんだね
そう!その必死さこそが山羊座の大きな特徴なんだよ~
山羊座の基本情報
太陽星座が山羊座の方は、12月22日から1月21日生まれです。
実際には生まれた年によって日付のズレがあるので、境目の方はご自身でホロスコープを出して調べてくださいね。
星座の記号は♑️
英名は『Capricorn』。
シンボルはその名の通り山羊です。
山羊座は別名で磨羯宮とも呼ばれています。
黄道十二宮では10番めの星座で、冬の始まりの季節の星座です。
二区分だと『女性宮』、
三区分だと『活動宮』、
四区分だと『感覚<土>』の星座です。
太陽が山羊座でない人も、惑星が入っているかどうか、どのハウスが山羊座なのかチェックしてみよう!
山羊座ってどんな人?
山羊座を簡単に表すと『安定のためならなんでもできる努力の星座!心を殺してサバイブする!』人だよ!
生きるのに必死だ……休んで……
しかも24時間365日頑張っていないと『罪悪感』に苛まれちゃう人だよ!
お願いだから無理しないで!
丁寧に解説していきます。
射手座で『考える力』の源となる知恵や知識を身につけ、自身の『思考』と『哲学』の世界を広げていきました。
しかし、射手座は『思考』することにとどまりがちで、『現実』への固定化にはあまりこだわりませんでした。
山羊座になると目の前にある『現実』を強く意識するようになります。
山羊座にとっての現実とはすなわち『社会』のことです。
ひとりひとりの『思考』や『哲学』を現実化し、凝縮したようなものが『社会』だからです。
山羊座は『社会』に出ていき、射手座で『思考』にとどまっていたものを『現実化』するため、成果や結果を残そうとします。
また、自身が生きる『社会』をより強固で安定的なものにするべく、運営し発展させようとする動きもあります。
山羊座といえば、心配性のイメージがあります。
感覚<土>の要素らしい部分でもあり、また神話などからも垣間見ることができます。
初心者向けの記事では四要素や神話は割愛するけど、良かったら自分でも調べてみてね~
ここでは山羊座が冬の始まりの星座だということに着目しましょう。
厳しい冬を迎えるには、様々な準備が必要になります。
冬は作物も育たず、雪のせいで移動もままならないので、食糧の調達が困難です。
寒さは人々を凍させ、命さえも奪います。
食事の備蓄に冬の衣服の用意、暖を取るための資材集めや家の補強など、やることがたくさんです。
科学技術が発達した現代でも、都市部ならまだしも豪雪地帯では冬の前は忙しいはずです。
山羊座は常に冬を迎える前の不安感と、生き延びられるのだろうかという焦燥感、危機感を携えています。
それが生存本能を刺激しますので『生きるのに必死』なように見えるんですね。
山羊座はその不安感を『現実』や『社会』に持ち込むのです。
生きることは、どの時代であっても大変なことです。
太古の時代から産業革命以前は、病や飢えに民衆は苦しみました。
産業革命以降は科学技術や医療技術が発達し、昔に比べれば薬や食料の調達も楽になりましたね。
ですが、資本主義という構造は人々を競争へと駆り立て、『社会的な死』に怯える人々をよく目にするようになりました。
山羊座が持っている不安感、焦燥感は、何にでも結びつくのです。
安定を求めて不安になる
山羊座の心配性は、心配になるための要素を自分から探しているように見えるくらいです。
しかし、その動きは実に理に適っていることなんです。
山羊座はその生存本能の強さから、『生きたい』気持ちが強い星座です。
山羊座は心配に繋がる要素を鋭く察知して、解決することで生存率を上げようとしているのです。
その働きが完全にクセとして定着していますから、現実的に解決できる問題だけならまだしも、まだ確定していないことに対して強い不安を感じてしまうのです。
まだ確定していないこと、の代表格は『将来』です。
山羊座ががむしゃらに努力できるのは、将来を悲観的に感じる傾向にあり、その際に感じた不安を原動力にしていることが理由のひとつでしょう。
漠然とした不安が先にあり、具体的な原因を後から探そうとするので、何が起こるかわからない『将来』がよく槍玉に挙げられるのです。
努力の原動力があるのは非常に良いことですが、将来への不安やプレッシャーによって潰されないようにして欲しいのです。
休む暇もなく働き続けられる星座ですから、身体を壊すケースもよく聞きます。
まだ未確定の将来に不安を感じているのは、現状に不安のない証拠です。
現状が不安なのであれば真っ先にそれを感じますし、実際に問題が起きた時は、しっかりと努力をしてきた山羊座なら解決してしまえるはずです。
ほどほどの不安、心配は必要なことだと思います。
失敗したりミスばかりする人は不安にならないので備えない、だから同じことを繰り返すのです。
山羊座は不安になれるからこそ、入念に準備できますから、失敗を未然に防ぐことができます。
ですが、行き過ぎた不安は精神どころか身体すら蝕みますよ。
「やることは全てやった」感覚は、経験と訓練によって習得できますし、既に備わっている山羊座さんも多いでしょう。
しっかりした手ごたえを感じたら、取り組んでいたことを一旦手放す練習もしてみましょう。