この記事は初心者向け水瓶座の記事、後編だよ!
前編もぜひ見てみてくださいね。
不変のものを目指す
何かを『変える』ことは、「今のままじゃイヤ」という『現状否定』から始まります。
また、せっかく『変える』のですから、今よりもダメなものではなく、もっと良いものにしたいと思う方が自然ですよね。
一般常識どころか現状からも自由になりたいってヤバいな。
でも、『今』から抜け出しても、新たな『今』がやってくるわけ。
だから延々と変えていこうとするんだ。
『現状否定』と『改善』をひたすら繰り返していく動きは「もう改善のしようもない不変のものを創る」ようにも見えてきます。
水瓶座は自覚はないながらも、その限界に挑もうとしているのです。
多くの人が『良い』と思うものでも、水瓶座は改善点を見出そうとします。
その営みによって、鋭い観察眼や洞察力、分析力、さらにはものごとをより良くしていくための知恵が育っていくのです。
そのためには物事の『本質』を捉えることが重要です。
水瓶座が『頭がいい』と言われているのは、『本質』を誰よりも早く掴む要領の良さにもあります。
その流れで、いわゆる『頭脳明晰』な水瓶座がしっかりと育っていれば良いのですが、ただなんとなく『変えたい』だけの水瓶座がいることも事実です。
もちろん口ではもっともらしいことを言ったりしますが、シンプルに飽きただけの場合が多いです。
改善も何もない『変化』は、多くの人にとって、ただ方針がコロコロ変わるだけの、軸のない人のように映りますので、注意しましょう。
水瓶座の方はご自身を「飽きっぽい」とか「やってることが続かない」と評価する場合が多く見られます。
ですが水瓶座は無意識に、自身の能力を高めるために『変化』を起こそうとしている部分があることも忘れないでくださいね。
ただ、仕事や恋愛で『変えたい』欲が出てしまうと悩みになりやすいと思います。
周囲にある仕組みや人自体を変えるのはとても難しいことですから、そのせいでフラストレーションが溜まってしまいます。
また、水瓶座はものごとを理解する力が高いので、もうわかっちゃったから早く次にいきたくて『飽きた』と感じてしまうこともあります。
結婚目前までいった恋人を急に振ったり、転職を繰り返しているので安定しないとなると、悩みどころか今後の人生に関わる問題になることもあります。
現実的に考えて、何を変えるか、何を維持するか、を冷静に判断する習慣をつけましょう。
現状維持したい、安定したい星座も同じくらい強かったら大変だね。
逆に、そういう星座を意識的に働かせて、今を大切に守り続けていくことだってできるんだよ。
無くしてから大切だったと気づいても遅いしね。
でも、変えちゃいたい気持ちって簡単に抑えられるものなの?
簡単ではないよ!何かをガマンすることだからストレスにもなる。
だから『変化』の焦点をずらしてみるのもいいね。
他人じゃなくて自分をどんどん改善していくとか、趣味や習慣を変えてみるとか。
仕事だったら通勤ルートを変えてみたり、社内のルーティンや使っているものを変えてみる。
恋人同士だったら、お互いの呼び方を変えてみちゃったりして!
ヤダァ!なんか甘酸っぱい感じしない!?
勝手に興奮するのやめてもらっていいですか?
スミマセン……。とにかくね、小さなことに変化を加えるだけでも、結構満足するものだよ。
どんな『変化』を望むか、何を『守って』いきたいか、他の星座も見て考えてみよう!
『博愛』って思ったより冷たい
水瓶座はよく『博愛主義』と言われていますが、あまりピンとこない水瓶座も多いのではないでしょうか。
こだわりやしがらみに囚われない、囚われたくないことが、屈託なく人に親切にできることに繋がるから、というのが『博愛主義』と言われる理由です。
人に何かをしてあげる時、大多数は、もっと仲良くなりたいとか、見返りが欲しいという期待をわずかながらでも抱きます。
その期待が裏切られそうな場合、手を差し伸べることをためらってしまうこともあるでしょう。
水瓶座はそもそも損得にこだわりませんので、見返りを求めません。
さらに、『改革』したい星座ですので、自分以外の人であっても困っていると「もっと良く」しようとします。
ただし、水瓶座は期待されることを好みませんし、『自由』も奪われますので、あまり頼られすぎると距離を置きたくなります。
水瓶座は頭の良い人が多く、見返りを求めずさっぱりしていますから、頼りになると言えます。
が、水瓶座を頼りにしている人からすると、急に距離を置かれてしまうと冷たく見えるものです。
「かわいそう」とか「頼りにされたい」という親切とはまた質感が違いますね。
人のためというより『自由』『平等』『合理化』のためなのですが、それが結果的に人のためにもなっている、という状態です。
損得勘定や私利私欲がないので『奉仕精神』と言ってもいいかもしれません。
ところで『博愛主義』の反面、水瓶座は『冷たい』という評価も目立ちます。
ですが、実際に冷酷非情な水瓶座ばかりなわけがありませんし、そもそも『冷たい』というのは主観的すぎます。
誰がどう見るかによって、主観的な評価というものは変わるものです。
とはいえ、自分を特別扱いして欲しい人からして、水瓶座の親切を「あなたのためじゃなくて人類のためです」とか言われたら悲しいよね。
嫉妬深いと、「わたしじゃない人にも同じことするの?」って思っちゃうね。
まあさすがに人類のためとか口に出すことはないと思うけど。
「あなたのためなんだよ!」っていうリップサービスも時には必要ってことだね。
人間関係で悩む水瓶座の方は、どういう振る舞いが『冷たい』と思われやすいのかを客観的に考えてみましょう。
時と場合によって「冷たいと思われないように振る舞う」ことが必要だということを、ご自身のためにも自覚しておくことをおすすめします。
彼方に煌く『自由』という星
『自由』を求めることは『自由』に囚われることでもあります。
水瓶座の方はそのジレンマに苦しむことでしょう。
それに、定義も曖昧で、それこそ普遍的な答えなど出せるものではありませんので、先人達の解釈を採用したり、自分なりに解釈をして、表現していくしかありません。
ですが、まらをが確信を持って言えるのは、『自由』は遥か遠くで輝いているからこそ美しく思えるんじゃないか、ということです。
人権という概念が生まれて随分と経ち、経済的にも物資的にも豊かな国が増えましたし、権利と自由を行使できる範囲も相当広がりましたよね。
なのに今も重たい鎖に繋がれているような気がして、みじめな気持ちになっている人がどんなに多いことでしょう。
ですが、そういう状態でもなければ、自由の素晴らしさに憧れることはできません。
空に輝く星はとても美しいのですが、近づいてみると巨大な岩石でしかないのです。
自由も星のように、遠くから眺めて憧れるのがちょうどいいのかもしれません。
星を見上げている時、間違いなく心は『自由』を感じているはずです。
水瓶座ってどんな仕事が……そもそも社会に適応できるの?
失礼な!星座は原因であって結果じゃないからね!
ただ、毎日同じルーティンをこなすだけの仕事はすぐに飽きちゃうだろうね。
よくオススメだと言われるのがIT関係のお仕事かな。
『変化』『博愛』的な意味で、社会活動もよく挙がるね、確かに水瓶座っぽさがある。
新しい発見を得られる仕事、頭を使える仕事がオススメだよ!
経済活動は他の星座に任せて、趣味の領域で水瓶座を使う、というのもいいね。
社内のやり方とかルール、規則に疑問を持ち始めたら大変だね。
そういうものから解放されたいから独立志向が強い水瓶座さんも多いよ。
でも、古い慣習や合理性に欠けるものをぶっ壊していく動きは、世の中に絶対に必要なものだよ。
『変えたい』を実現するために必要な実力と人望を身につけて、建設的に使っていきたいね!